境内案内

金剛寺のご案内

小さな境内の中には金剛寺歴代の和尚がお祀りしてきた仏様や神様のお堂がひっそりとあります。ご来山の際には本堂だけではなく,いろいろなお堂にお参りしてみて下さい。
 
山門 南足柄 金剛寺
1. 山門
正面に掲げられた”施無畏(せむい)”という言葉は「畏れ無きを施す」つまり、「あなたの心の不安や迷いを取り除き、安心を与えましょう。」という意味です.
南足柄 秋葉さん 金剛寺
2. 秋葉山お堂
秋葉三尺坊という権現をお祀りしているお堂です。天狗のような姿で白狐に乗って飛び回り火防の大魔神力をもって人々を火難から救うと言われています。 享保20年(1735)に当寺10世の大心和尚が静岡の秋葉山から勧請(魂分け)したものです。
観音様 お堂 南足柄 金剛寺
3. 観音堂
享保19年(1734)、当寺10世大心和尚が人々を災いから守り,世間を照らしてくれますようにとお堂を建て観音様の石像を安置しました。その際、像の霊験を高めるため西国33箇所、秩父34箇所、坂東33箇所の合わせて100箇所ある観音霊場を巡礼し、最後に山形県湯殿山霊場の土を持って帰り像の下に埋めたと記録にあります。
除夜の鐘 南足柄 金剛寺
4. 鐘楼
当寺は文安2年(1445)に中興され伽藍が整うも鐘楼が無く、17世の桃源和尚が開創580年の記念事業として鐘楼の建立を発起し、昭和47年(1972)2月29日に落慶しました。
洪鐘口径2尺6寸(約78センチメートル)、目方160貫(600キログラム)

 
水子地蔵お堂 南足柄 金剛寺
5. 水子地蔵お堂
水子さん(流産してしまった赤ちゃん)を供養するためのお堂です。金剛寺はお地蔵さんのお寺です。お地蔵さんは昔から弱い立場である赤ちゃんや子供を守る仏様として親しまれてきました。お堂の中には水子さんを守って下さる水子地蔵さんの木像が安置されています。
本堂 南足柄 金剛寺
6. 本堂
嘉永3年(1853)の小田原地方大地震で全壊してしまいましたが、慶応3年(1867)に円覚寺の山内にある続灯庵というお寺の本堂に型取って再建しました(再建当時は茅葺屋根)。金剛寺の本尊である延命地蔵菩薩を安置しています。

桃源の庭

17世の桃源(とうげん)和尚が作られたお庭です。石の不思議な力と美しさが心を落ち着かせます。

わらべ地蔵

静岡の彫刻家、杉村孝氏作のわらべ地蔵さんが境内のあちらこちらに見かけられます。

プチ牡丹園

17世の桃源和尚が始めた牡丹園です。
4月中旬から約2週間、日本、アメリカ、中国の牡丹が彩ります。
金剛寺銀杏

イチョウ

樹齢百年近くの古いイチョウがお墓の入り口に立っています。
金剛寺桜

お寺の北側に高さ10メートル近くの大きな桜があります。
白木蓮

白木蓮

ハクモクレンは厚めの花びらが上向きに咲きます。3月下旬のちょうど春のお彼岸の頃に花が咲きます。

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